秋はジビエ

あっという間に11月です。
秋も深まり大好きなジビエの季節となりました。

11月は誕生月、友人がジビエを楽しめるお店を予約してくれましたー!
広尾の「マノワ」にて。

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お酒を飲めないわたくしは、自家製ジンジャーエールからスタートです。

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前菜 お魚料理 お肉料理 デザート、のプリフィックスコースです。
せっかくなのでジビエづくしでいこうと前菜は熟成鹿のテリーヌをチョイス。

お魚は金目鯛、あっさりしていてジビエとジビエの間にワンクッション入ってちょうど良い。

メインのお肉料理は、鹿のミンチのパイ包みや熊の煮込み、雷鳥のロースト等惹かれるものがたくさんあって迷いに迷うなか、お料理の説明をひとつひとつ丁寧にしていただきました。
そしたら、雷鳥は針葉樹を食べて育っているのでモミっぽい、松ヤニっぽい香りがするとのこと…な、何ですってー!!
森の香り大好き、松ヤニの香りフェチとしてはこれを選ばずに何を選ぶ!というわけで、スコットランド産雷鳥のローストに決定!

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トッピングで見事に隠れていますが、手前が胸肉、右奥に見えるのが腿肉です。
胸肉は口に入れた最初はあっさりしていて後味に鴨のレバーペーストっぽいむっちりねっとりした風味を感じて味が変わっていくのが面白かった。
腿肉の方により松ヤニっぽさが出ると聞いていましたが、期待が大きすぎたのかそこまでではなかったです。後味にうっすら苦みを感じ、それが松ヤニというかジュニパーっぽかったかな。

食べたもので獣肉の味が決まる、ブドウの育った土でワインの味が決まる(by 友人)のは、植物の育った土で精油の香りが決まるのと同じですね。
良いレストランでのお食事はいつもそんなことに思いが巡ります。

デザートはリンゴのソテーとキャラメルムースのバニラアイス添え、ナッツがトッピングされていて実りの秋の味を堪能いたしました。

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最後にバースデープレートが!
素敵なお祝いをどうもありがとう!

渋谷で思わぬタイムスリップ

アポとアポの間に少し時間があった移動中、たまたま渋谷東急プラザの前を通りがかったので、あぁここもなくなるから行けるうちに行っとこうとふらりと立ち寄ってみると

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こんな催しが。
ちょうどロゴスキーに行ったときに大和田マーケットに思いを馳せたことを思い出し、興味を惹かれたのでのぞいてみることにしました。
もともと古地図とか見るの好きだし、土地の来歴とか調べるのも好きで、今の家に引っ越すときも古地図調べたぐらいなのです。それの延長でバブル以前の東京の地図とか見るのも好きだったり。

渋谷東急プラザができた頃、1960年代からの渋谷駅周辺の写真から始まり、年代順に渋谷の街の変遷をみていく展示です。
1970年代後半ぐらいの写真あたりからわたしの脳裏にある渋谷に近くなってきて懐かしい。
1980年代半ば〜1990年代の写真があまりなくていきなり2000年ぐらいに飛んじゃってるのがちょっと残念ですね。
ここらへんがわたしにとってリアルタイムの渋谷なので。

写真OKのところだけ撮りました。

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さすがに玉電や都電は両親の話に聞くだけでリアルタイムでは知りませんが…

それにしても、展示に入ったときからなぜかダンスクラシックスのメジャー曲(ChicのLe Freakとか)が次々にかかっているのが気になってるんですが。
なんでこんな曲?全然関係ないんじゃ…と思ったらなんとこんなコーナーがど真ん中に!

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えー、なんなのーいきなり笑(ここは撮影OK!)

渋谷4大ディスコ キャンディーキャンディー/ラ・スカーラ/スターウッズ/ビッグアップル

ですって。あったあったそういえば。もちろん今の今まですっかり忘れてた笑
なんて一人ウケていたら曲がChangeのParadiseに!
うわーこれはアガるわーwww

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壁にはこんなジャケの数々が。懐かしい…ルーサーなんて亡くなっちゃったし…

なんと東急プラザや渋谷の街というより図らずも自分の学生時代を懐かしむことになってしまい、思わぬタイプスリップでした。
(ま、渋谷は一番学生時代によく行ってたからあながちはずれてはいないんですけどね)

閉店前に渋谷ロゴスキーへ

寒くなると無性にロシア料理が食べたくなるわたくし、渋谷東急プラザが3月末で閉館になるというニュースを耳にしたとき、真っ先に思いました。

ロゴスキーに行っておかなくては!

実はロゴスキーは昔あった本店の方にしか行ったことがなかったのですが、そこがなくなった今、東急プラザが閉館となるとお店がなくなってしまう!
どうやら深沢にもロゴスキーのカフェがあるようですが、やはり発祥の地(闇市大和田マーケット!)渋谷にあってこそのロゴスキーと思うので、ここはやはり行っておかないと!
というわけで、ランチに行ってまいりました。

東急プラザの最上階、フロア全体が広々とした作りで、最近の商業施設内店舗とは違い店内も空間を贅沢にとってあってとても落ち着きます。
窓際の席でバスターミナルを見下ろしたり高速道路の方を見やりながら、渋谷の変わり様に驚きこれからもどんどん変わっていくのでしょうね、などと語り合い、話もどんどん盛り上がりますが、いけない、メニューを決めなくては!

せっかくなのでボルシチ、ピロシキ、つぼ焼き、ストロガノフ、etc、所謂「ロシア料理」で思い浮かぶものすべて食べたい。
しかしこれらがすべて含まれたコースの設定はなく、つぼ焼きがなかったりストロガノフがなかったりまさに帯に短し襷に長し。
さんざん悩んだ結果、ランチコースの中から

サラダ
ピロシキ
ボルシチ
ビーフストロガノフ
デザート
ロシア紅茶

のコースを選び、別途単品でランチつぼ焼きとペリメニ(これはわたしの好み)をオーダーしてシェアすることにしました。

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ピロシキとサラダ

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ボルシチ

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ペリメニ

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ビーフストロガノフ

(…つぼ焼きは写真とるの忘れました)

寒い中、ロシア料理は本当にあたたまります。身体があたたまるのとともに心もほっと落ち着いてくつろいで、豊かな気持ちになります。煮込みが多いから?

3月末までだというのでまだ行けるチャンスがある、2月にまた行こうかなと思っております。