名古屋通いと食べ歩き

4月からクレイ技術と理論の総合的なブラッシュアップのため、茅ヶ崎と名古屋へ通っております。

茅ヶ崎でおこなわれた新技術「クレイリンパドレナージュ」のトレーニングがきっかけで、考案者の「アロマテラピールームクレイドル」磯貝七重先生のもとで改めてクレイをイチから学び直したいと思い、名古屋へ通うことにしたのです。

余談ですが、何を誰から学ぶかの選択眼って本当に重要で、ここで選択を誤ると遠回りしたり怪しい領域に足を踏み込んだり、となりかねないもの。自然療法ってトラップも多いのでね…
あと、プロフェッショナルとは言い難いケースも多々あったり。
ま、遠回りになったとしてもそれも良い経験と思えればいいですが、できれば時間とお金をムダにしたくないものです。

名古屋は基本日帰りでして、出張のおじさま達と一緒に早朝のぞみに乗り込んで着いたら名古屋名物のモーニング、というのがお決まりのコース。

コメダも今や東京にできてしまったので、地元の喫茶店的なところを選んで行ってます。

 

お昼はクレイドルの近くで。

北欧カフェ rajaviki

北欧っぽい!

これはミートボール丼だったかな。

せっかくだからケーキセットもいただきました。
ドリンクの「ルバーブ&アップル」という響きが魅惑的すぎて!ルバーブ大好き。
ケーキはたしかチーズケーキでリンゴンベリーが入ってたかと。
これも北欧っぽーい。

 

そしてこちらは人気のお店 THE RISCO
いつも並んでます。
このときは平日で、ランチタイムからはずれた時間だったので入れました。

ハンバーガーのお店です。

 

一回だけ一泊したときに夜行ったお店
(ここからは写真暗くてすみません)
SOUP CURRY ISHIBA

スパイスの複雑さが味わい深く、滋味豊かなおいしさ。

ここも大人気のお店で、わたしは早く行ったから運良くすんなり入れましたが基本行列が絶えませんでした。

名古屋通いも折り返しを過ぎ、あと数回で一区切りです。


現在新技術「クレイリンパドレナージュ」のコースを内々にご案内しています。
詳細は次のエントリーでお知らせします。

ラベンダーについてインタビューを受けました

ご報告が遅れましたが、「キレイの先生」インタビュー第2弾が掲載されました。

ラベンダーの効果・効能は?五反田のアロマサロンに聞く万能の精油!

今回はラベンダーについて。
他にもあれこれいっぱいしゃべったのですが、スペースの関係でこのぐらいにまとまりました。

実は、アロマを始めた当初は正直それほどラベンダーは好きではありませんでした。
嫌いではないのですが、そこまで魅力を感じなかった。
当時重度の低血圧だったので、本能的に好まなかったということもあったのでしょう。
それとリラックス=ラベンダーなんてメジャーな選択はあえてしない、なんて中2っぽい気持ちもあったんだと思います(笑)

その後歳月を重ねていくなかで、ラベンダーは単体でもブレンドでも本当に使いやすく万能で、ハーブも芳香蒸留水も侵出油も含めてとても有用な植物であると感じることが折々にあり、今では手放せない存在となっています。
精油をどれかひとつ、と言われたら断然ラベンダーを推します!

個人的にも、年を重ねて(!)血圧が正常値に近くなったので、ラベンダーの素晴らしさをそのまま感じられるようになってきたのかもしれません。

キーワードは鎮静、心も身体もお肌も、鎮静が必要なときはまずラベンダーがファーストチョイス。
サロンでの〆のパックもいろいろ使ってみましたが、結局ラベンダーベースの鎮静ハーブパックが一番結果が出るという結論に達しました。

現在サロンでは野生種の真正ラベンダーを使用しています。
ラベンダーもメーカーによって香りが様々。
たくさんある精油のメーカーをどれにしたらいいか迷ったら、ラベンダーが好みのメーカーを選ぶと良いかもしれませんね。


掲載を記念して現在ラベンダーの魅力と無限の可能性をテーマにしたキャンペーンをおこなっています。

ラベンダー+サムシング キャンペーン (5/8 〜 6/30)

クレイとハーブの可能性

「キレイの先生」というサイトでインタビューを受けました。

白い肌になるには?透明感ある肌の作り方10!アロマセラピストに聞く

テーマは美白。
インタビュー中にもありますが、単に白くするというよりその人本来の色調を取り戻すということですね。

正直美白という点では精油よりハーブの方が頼りになるのでハーブがメインの話になっていますが、ハーブと一緒にクレイを施すことによって効果は倍増、どころかそれ以上の効果が得られると実感しています。

クレイパック→ハーブパックでくすみや色ムラがなくなってお肌に透明感+内側から発光しているかのような輝きが生まれます。
クレイで素の状態のお肌になったところにハーブの成分を行き渡らせる、それぞれの良さを最大限有効に活用できているのでしょう。

サロンメニューではパックの前にツボ押し的なほぐしを入れ、膝下のトリートメントも加えてトータルの時間リラックスしていただけるような構成となっています。
お客様からもご好評で、オーダーもどんどん増加中!

 

そしてこれまでのクレイパックに加え新たなテクニックの導入を現在計画中、研鑽に励んでおります。
その関係で留守にしたり遠方へ出向くことが多くなりそうです、申し訳ありませんがご理解いただければ嬉しいです。

近い将来すばらしいメニューをお届けできる予定です、どうぞご期待ください!

沖縄 スパ三昧の旅で思ったこと (2)

北部ではホテル オリオン モトブ リゾート&スパに宿泊しました。

全室オーシャンビューでお部屋は明るく広々。

美ら海水族館至近ということで宿泊先の候補になりましたが、なんといってもタラソスパがあるのが決めてでした。

オーシャンフロントのホテルでタラソテラピー。
なんという贅沢でしょう!

こちらのタラソスパ「ベル メール」は2014年開業ということで、去年訪れた1990年代開業のタラソテラピー施設に比べるとピカピカでキレイ、塩の侵食ってすごいんだな、と気づかされます。
調度品も今風でナチュラルシック。
(スパ施設内は撮影NGなので写真はありません)

「世界を忘れる海のリラクゼーション」というコースを選びました。
タラソプール→アルゴハマム→(大好きな)エアロゾルナッピング→スクラブ→アロママッサージ
という流れです。

プールは、泳ぐ目的一切排除でタラソテラピーのみに特化の必要最小限の大きさです。
ジェット水流を好きなだけ好きな箇所に当ててほぐします。

次のアルゴハマムは、スチームサウナの中で海藻パックをセルフで全身に塗り、塗った後はそのままリラックスして寝ちゃってもいいですよと言われましたが、座るところがタイル貼りなので海藻パックを塗った全身がつるつるすべってどのような姿勢を取ったら良いかわかりません。
残念ながらリラックスどころではなく、海藻パックを全身になんとなく塗り付けながらなでさするセルフマッサージもどきで時間を過ごしました。

その次は期待のエアロゾルナッピングです。
てっきりバスローブを来てタオルかけるのかと思いきや、裸でシーツにくるまれ保温のためにその上からビニールで包まれる、という慣れないスタイル。
シーツってひんやりとして苦手なんだよな…と思いつつくるまれます。さらにビニールで包まれるとなんだか蒸れて息苦しい、でもシーツは冷たい。
うーん、あまり好きな環境ではなく、大好きなエアロゾルでしたが眠れずに終わりました。
やっぱりわたしタオルが好きなんだわ…

そのあとは個室に案内されスクラブ→個室内に備え付けられたシャワーで流し→マッサージという至福の流れを堪能。
去年のタラソテラピー施設は穴空きヘッドレストじゃなくてマッサージ中非常に苦しかったのですが、こちらは穴空きヘッドレスト、しかもベッドがくりぬいてあるのではなく頭部に差し込むタイプ(これ重要)!
はい、旅の移動の疲れもありガーガー寝てしまいました。

クロージングがとてもリラックスできたので全体の印象は良かった、ただところどころあまり好きじゃない体感のところもあり(タイルとかシーツとか)、小さなことですがこちらはほとんど裸の状態で五感にモロに響くわけで、そういうことってとても気になるものだな、と改めて実感しました。

気になるところもありましたが、基本タラソテラピーは好きですし施設がなければ受けられないものなので、また時間をたっぷり取って出かけていきたいです。

海ってほんといいですよね。

沖縄 スパ三昧の旅で思ったこと (1)

確定申告も無事すませ、ほっと一息ついております。

e-taxもう10年以上やってますが、絶対に送信時に一回でうまくいったためしがない!
なぜ毎回毎回こう手間取るの…夜を徹して取り組み、果てしないイライラをも乗り越えて、晴れて送信完了!
毎年ものすごい達成感に包まれます。

さて、2月終わり〜3月あたまに両親と沖縄旅行に行ってきました。

だいたいいつもお正月に両親と会ってどこか旅行に行こうという話になり、そこから計画するので、この時期の両親との旅行が例年のパターンになりつつあります。
去年の館山もそう。

沖縄は10年ほど前に行ったきりで、そのときは浜比嘉島〜中部〜那覇とまわりました。
今回は美ら海水族館に行きたいという両親の希望もあって北部中心の旅に決定。

わたしの目的はといえば、もちろんスパ巡りです!

普段旅行先ではホテルではなく個人サロンか地元資本のサロンを探して行くのが恒例となっています。
もちろん、全国すべてのホテルサロンに行ったわけではありませんが、実は過去ホテルサロンでは残念な気持ちになったことの方が多く…(もちろん施設や空間は素晴らしいのですが肝心の技術やオペレーションが…)、その苦い経験から今はホテルにはほとんど行かないですね。

しかし沖縄については別の考えがありました。
15年ぐらい前でしょうか、日本スパ振興会設立やスクール設立など観光立国沖縄で観光産業としてのスパを育成する動きが本格的に始まり、それが今現在どういう形で実を結んでいるのか体験したかったのです。

というわけで、今回の沖縄の旅ではホテルスパ・サロン三昧の日々を楽しんできました!

今回特に良かったサロンが二つ。
一つめはナハテラスのエステルームです。

まず、最初に電話で問い合わせた時から申し分のない対応ですばらしかった。
メニューの内容をわりと詳細にわたって質問したのですが、知りたいことについて的確な回答をいただき、プラスこちらの要望を聞き取りながら新たな提案もある、という通り一遍のマニュアルでは対応できないホスピタリティ。

その後やむを得ず時間変更しなければならなくなり、その相談で再度連絡した時も臨機応変柔軟に応じていただき、かつ状況に応じた新たな提案が。もうこの時点でサロンに行くのが楽しみで楽しみでしかたがありませんでした。

上がりに上がった期待値ですが、実際訪れてもその期待値を損なうことなく、もしかしたらそれ以上に素晴らしい時間を過ごすことができました。
サロン滞在中ただの一度も、え、これどうするの?とかこの後どうすれば?どこに行けば?等と思うことはなくノンストレス、完璧な誘導です。
過剰に丁寧だとか不必要にこちらを持ち上げるという接客ではなく、基本フレンドリーながらもちろんくだけた友達接客ではないですし、ましてや先生っぽい上から接客でもありません。
ホスピタリティに溢れていてこちらもまったく気を使わないですむという、すべてにおいてちょうど良いかげんで、あぁ見習いたいと心の底から思いました。

技術も接客も人と人との間の交流で、それも一度として同じ組み合わせはありません。
同じ方でもそのときそのときの状況によって感じ方が違うからです。

すべてを完全に自分のものにしていないとあらゆる状況に臨機応変に対応できない。
守破離、という言葉を思い出しました。
型をものにしたうえでそれを破って発展させオリジナルのものへと昇華させる。

まったく同じようにやるということではなく、自分だったらあの「ちょうど良いかげん」をどう生み出せるか。
肝心の施術時はほとんど寝てましたが(笑)、そんなことを思いながら帰路についたのでした。