渋谷で思わぬタイムスリップ

アポとアポの間に少し時間があった移動中、たまたま渋谷東急プラザの前を通りがかったので、あぁここもなくなるから行けるうちに行っとこうとふらりと立ち寄ってみると

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こんな催しが。
ちょうどロゴスキーに行ったときに大和田マーケットに思いを馳せたことを思い出し、興味を惹かれたのでのぞいてみることにしました。
もともと古地図とか見るの好きだし、土地の来歴とか調べるのも好きで、今の家に引っ越すときも古地図調べたぐらいなのです。それの延長でバブル以前の東京の地図とか見るのも好きだったり。

渋谷東急プラザができた頃、1960年代からの渋谷駅周辺の写真から始まり、年代順に渋谷の街の変遷をみていく展示です。
1970年代後半ぐらいの写真あたりからわたしの脳裏にある渋谷に近くなってきて懐かしい。
1980年代半ば〜1990年代の写真があまりなくていきなり2000年ぐらいに飛んじゃってるのがちょっと残念ですね。
ここらへんがわたしにとってリアルタイムの渋谷なので。

写真OKのところだけ撮りました。

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さすがに玉電や都電は両親の話に聞くだけでリアルタイムでは知りませんが…

それにしても、展示に入ったときからなぜかダンスクラシックスのメジャー曲(ChicのLe Freakとか)が次々にかかっているのが気になってるんですが。
なんでこんな曲?全然関係ないんじゃ…と思ったらなんとこんなコーナーがど真ん中に!

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えー、なんなのーいきなり笑(ここは撮影OK!)

渋谷4大ディスコ キャンディーキャンディー/ラ・スカーラ/スターウッズ/ビッグアップル

ですって。あったあったそういえば。もちろん今の今まですっかり忘れてた笑
なんて一人ウケていたら曲がChangeのParadiseに!
うわーこれはアガるわーwww

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壁にはこんなジャケの数々が。懐かしい…ルーサーなんて亡くなっちゃったし…

なんと東急プラザや渋谷の街というより図らずも自分の学生時代を懐かしむことになってしまい、思わぬタイプスリップでした。
(ま、渋谷は一番学生時代によく行ってたからあながちはずれてはいないんですけどね)

五反田クラフトマンでビストロめし

五反田のクラフトビールのお店「クラフトマン」に行こうと誘われたのですが…

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実はわたしはお酒が飲めません。

体質的に苦手なうえに味も苦手で、それでも若かりし頃はつきあいでがんばってカクテル的なものを飲んだりもしましたが、だんだん好きでもないものにわざわざお金を出すのってどうよ?と思うようになり(要するに年を重ねてずうずうしくなった)、ソフトドリンクで通すようになって幾年月。

ちゃんとしたレストランはソフトドリンクも充実しているし、飲み屋さんでも必ず割材でジュースは置いてあるのでたいてい大丈夫です。
しかし、こちらはクラフトビール専門店とうたっているだけに、はたしてビール以外の飲み物があるのか?

とお店の前で躊躇している間にどんどん人が入っていきます。なんという大人気店!
検索に検索を重ね、やっとソフトドリンクのメニューがあるという書き込みを見つけたのでいざ店の中へ。すると満席で待ちになってしまいました…あぁ躊躇せずにさっさと入れば良かった。
ただ、立ち飲みスタイルのお客さんも多いせいか回転はけっこう早め、意外とすんなり席に着けました。

専門店なのでもちろんクラフトビールがウリですが、こちらはお料理にも力を入れているとのこと。
お店のサイトにも

31種類のクラフトビールと
素材にこだわったビストロめし。

クラフトビールバーではなく、
和素材を大切したビストロ料理に
合うクラフトビールをお客様に
味わって頂きたい。

あくまでもビストロポジションから
入るクラフトビールのお店です。

と力の入った文章が書かれていて、お酒の飲めないわたしでもお料理が楽しめそう、期待大です。
というわけで、ビールはわからないのでお料理のことのみを綴っていきます。

メニューを見るとどれもこれもおいしそうで目移りしますが

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ポテトサラダ。炙りベーコンの香ばしさがアクセント。

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白レバーのムース。トッピングのいちじくが嬉しい!

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ビストロ料理の定番パテドカンパーニュ。

写真に失敗したお料理(「寒鯖とインカのめざめのテリーヌ」長芋入りのリエットとか)もありますが、どれもおいしかった。

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そしてとどめが、これ!「日本一おいしいフライドポテト」とメニューで形容されていたフリッツ!
あつあつで塩加減もちょうど良いです。

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添えられたプレーン、セロリ、パプリカの三種の自家製マヨネーズがこれまたすばらしくおいしくて、ぱくぱく食べていたらさすがにお腹がもう限界に…
なんとメインにたどり着けずに小皿料理で今回は終了となってしまいました…うぅ、残念です。

ビール飲めなくてもお料理だけでこんなに満喫・堪能できるなんて、本当にすばらしいお店でした。
また近々行くことでしょう。次回はメインや「お腹満足めし」までたどり着けるようにちゃんと考えてメニュー構成をたてたいと思います。

閉店前に渋谷ロゴスキーへ

寒くなると無性にロシア料理が食べたくなるわたくし、渋谷東急プラザが3月末で閉館になるというニュースを耳にしたとき、真っ先に思いました。

ロゴスキーに行っておかなくては!

実はロゴスキーは昔あった本店の方にしか行ったことがなかったのですが、そこがなくなった今、東急プラザが閉館となるとお店がなくなってしまう!
どうやら深沢にもロゴスキーのカフェがあるようですが、やはり発祥の地(闇市大和田マーケット!)渋谷にあってこそのロゴスキーと思うので、ここはやはり行っておかないと!
というわけで、ランチに行ってまいりました。

東急プラザの最上階、フロア全体が広々とした作りで、最近の商業施設内店舗とは違い店内も空間を贅沢にとってあってとても落ち着きます。
窓際の席でバスターミナルを見下ろしたり高速道路の方を見やりながら、渋谷の変わり様に驚きこれからもどんどん変わっていくのでしょうね、などと語り合い、話もどんどん盛り上がりますが、いけない、メニューを決めなくては!

せっかくなのでボルシチ、ピロシキ、つぼ焼き、ストロガノフ、etc、所謂「ロシア料理」で思い浮かぶものすべて食べたい。
しかしこれらがすべて含まれたコースの設定はなく、つぼ焼きがなかったりストロガノフがなかったりまさに帯に短し襷に長し。
さんざん悩んだ結果、ランチコースの中から

サラダ
ピロシキ
ボルシチ
ビーフストロガノフ
デザート
ロシア紅茶

のコースを選び、別途単品でランチつぼ焼きとペリメニ(これはわたしの好み)をオーダーしてシェアすることにしました。

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ピロシキとサラダ

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ボルシチ

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ペリメニ

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ビーフストロガノフ

(…つぼ焼きは写真とるの忘れました)

寒い中、ロシア料理は本当にあたたまります。身体があたたまるのとともに心もほっと落ち着いてくつろいで、豊かな気持ちになります。煮込みが多いから?

3月末までだというのでまだ行けるチャンスがある、2月にまた行こうかなと思っております。